
OBS使ってYouTubeで動画配信するようでPCを買おうと思うんだけど、どのくらいのスペックが必要なの!?
今回はこんな悩みについて解決します。
そもそもOBSってなに!?
パソコンのOBS(Open Broadcaster Software)は、オープンソースのマルチプラットフォーム対応の無料のライブストリーミングおよび録画ソフトウェアです。OBSは、ゲーム配信、ウェブキャム映像の配信、プレゼンテーションの録画、オンラインイベントのストリーミングなど、さまざまな用途で利用されています。
OBSは、高品質の動画とオーディオをキャプチャし、複数のソース(ディスプレイ、ウェブカメラ、ビデオファイル、ブラウザなど)を組み合わせてシーンを作成できます。それらのシーンを使って、編集された映像をリアルタイムで配信したり、録画したりできます。OBSはゲーマーやコンテンツクリエイターだけでなく、企業や教育機関でも利用されています。
OBSライブ配信するために必要なPCスペックは?
OBSを使用してライブ配信するために必要なPCのスペックは、配信するコンテンツの種類や解像度、フレームレートなどによって異なります。
プロセッサ(CPU)
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- インテル Core i7以上またはAMD Ryzen 7以上が推奨されます。
複数の高ビットレートエンコードを使用する場合は、より高性能なCPUが必要になる可能性があります。
グラフィックカード(GPU)
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- NVIDIA GeForce GTX 10シリーズ以上またはAMD Radeon RX 500シリーズ以上が推奨されます。
グラフィックカードによるハードウェアエンコードを活用することで、配信中の負荷を軽減できます。
メモリ(RAM)
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- 16GB以上のRAMが推奨されます。
特に高解像度のコンテンツや複数のアプリケーションを同時に使用する場合には、さらに多くのRAMが必要になることがあります。
ストレージ
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- 高速なSSDを推奨します。特に大きなファイルを処理する場合や、高ビットレートのストリームを保存する場合にはSSDが有利です。
ネットワーク接続
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- 高速で安定したインターネット接続が必要です。アップロード帯域幅が高いことが重要で、一般的に10 Mbps以上のアップロード速度が推奨されます。
解像度とフレームレート
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- 配信するコンテンツの解像度とフレームレートに合わせて、PCのスペックを選定します。例えば、1080p 60fpsの配信を行う場合はより高性能なPCが必要になります。
OBS具体的な推奨スペック
CPU | Intel Core i5以上 AMD Ryzen 5以上 |
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メモリ | 16GB以上(32GB推奨) |
ストレージ | NVMe M.2 SSD 500GB以上 |
グラフィックス | GeForce RTX 2060/3060以上 |
ゲーミングPCについて知りたい方はこちらの記事へ
OBSを使ってyoutubeのゲーム配信する際にメモリの使用量はどのくらい!?
一般的に、OBSのゲーム配信時のメモリ使用量は数百MBから1GB程度が一般的ですが、上記の要素によって変動します。
特にゲームの解像度やフレームレートが高い場合、OBSが処理するデータの量が増えるため、メモリ使用量も増加する傾向があります。
ゲーム配信を行う前に、タスクマネージャーやリソースモニターなどのツールを使用して、自分のPCでのOBSのメモリ使用量を確認し、必要なメモリ量を把握することをおすすめします。
OBSでCPU使用率を確認するやり方
OBSでCPU使用率を確認するには、OBSのウィンドウ内に組み込まれている「プロファイラ」機能を利用します。プロファイラを有効にすると、OBSのウィンドウ内にCPU使用率などのシステムリソースの情報が表示されます。
以下の手順でプロファイラを有効にしてCPU使用率を確認できます
- OBSを起動します。
- メインウィンドウの右下にある「設定(歯車アイコン)」をクリックします。
- メニューから「詳細設定」を選択します。
- 左側のパネルから「システム」を選択します。
- 右側のパネルに「プロファイラ」セクションが表示されます。
- 「プロファイラ」セクション内の「プロファイラを有効にする」チェックボックスをオンにします。
- 「プロファイラ」セクションには「フレームレート」と「CPU使用率」のグラフが表示されます。
- プロファイラを有効にすると、OBSのウィンドウ内にCPU使用率などの情報がリアルタイムで表示されます。
CPU使用率のグラフは、OBSが実行中のタスクにどれだけのCPUリソースを使用しているかを示すバーで表示されます。
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