法学検定試験は法律初学者には難しいの!?

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法律これから勉強しようと思うんだけど、学問の基本書って難しいし、何百ページもあるし、どれがいいかもわからないからどうやって勉強始めたらいいのかわからないんだけど・・・・

今回はこんな悩みを解決します。

 

✅本記事の内容

「法学検定試験」とはどういった試験なのか?
有名大学の法学部生も取得目指している試験!
難易度は高いのか!?

✅信用性

初めて法律を勉強して法学検定試験に合格した。

 

 

そもそも法学検定試験ってなに!?

法学検定とは、「公益財団法人 日弁連法務研究財団」と「公益社団法人 商事法務研究会」が共同で実施する、法学に関する学力を客観的に評価する検定試験です。

資格区分はベーシック(基礎)コース、スタンダード(中級)コース、アドバンスト(上級)コースの3コースに分かれ、年に一回実施されています。

 

合格者率比較表

実施年 受験者数 合格者数 合格率
2018年 3,494人 2,122人 60.7%
2017年 3,291人 2,040人 62%
2016年 3,219人 1,951人 60.6%
2015年 3,026人 1,823人 60.2%
2014年 2,834人 1,614人 57%

法律試験の中では合格率も比較的高い方です!

 

私の時もゼミ内全員で受けていましたが、8割の人が合格していました。

落ちていた人は全く勉強していなかった人たちでした。

さすがに検定試験で合格率が高めといっても全く勉強していない人は合格できないです。

 

試験概要

試験地 札幌市、仙台市、東京都、愛知県、京都市、大阪府、岡山市、愛媛県、福岡市、沖縄県(※要確認:弘前市、松本市、高岡市、東広島市、高知市、鹿児島市)
受験資格 年齢、学歴等に制限はなく誰でも受験可能。
受験料 ベーシック(基礎)コース:4,400円
スタンダード(中級)コース:6,600円
アドバンスト(上級)コース:9,900円併願
ベーシック・スタンダードセット:8,800円
スタンダード・アドバンストセット:13,200円(各税込)
併願:同じ日にベーシックとスタンダード一緒に受験することです。

 

ベーシック・スタンダードぐらいでしたら、併願でも全然大丈夫ですが、おすすめはスタンダードからです。

大学1年生や高校生とかでしたらベーシックからをおすすめします。

 

試験内容

ベーシックコースは全60問(内訳:法学入門10問、民法20問、憲法・刑法15問)

試験時間:120分

合否ライン:32点以上(53%)

スタンダードコースは全75問(内訳:法学一般10問、民法20問、憲法・刑法・選択式科目15問)

選択式科目:民事訴訟法、刑事訴訟法、商法、行政法、憲法、民法、刑法うち1科目選ぶ。

試験時間:150分

合格ライン:44点以上(59%)

アドバンストコースは全55問(内訳:法学基礎論10問中5問選択、その他各10問)

法学基礎論、憲法、民法、刑法

以下Aより1科目選択、さらにAまたはBより1科目選択

A:民事訴訟法、刑事訴訟法、商法、行政法

B:労働法、破産法、経済法、知的財産法

試験時間:150分

合否ライン:32点(58%)

有名大学の生徒も多数受験

国立大学から私立大学まで多数の大学生が受験しています。

検定試験ですが、京都大学、関西大学、青山学院大学、大阪大学、中央大学などなど名門校生も受けている試験なので胸張って良い資格です。

 

まとめ:法学検定試験合格者の体験

 

学生の時に、教授から法学検定試験をおすすめされて受けた試験ですが過去問集が出ていてそこから主に出題されます。

法学部ではない私もひたすら過去問を回していて合格できました。

 

ベーシックは法学部2年次程度。

スタンダードコース:標準的な法学部3年次程度。

アドバンストコース:法曹を目指す等学習の進んでいる法学部3年次および法学部修了程度。

 

合格したから法律を理解できる!というものでもありませんが、ある程度の目標があった方が勉強もやりやすくきっかけにもなると思います。

また、合格すれば一定程度の法律の知識を備えているという証明にもなります。

 

 

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