生徒から信頼を得るために必要なこと
物事において「なにかしらの目的」が存在する。
例えば、パソコン教室であれば「年賀状を作りたい」「パソコンを扱えるようになりたい」などである。
教室に通えば、赤の他人から「先生と生徒」の関係になる。
教室に通い始めた1日目から、先生のいうことをなんでも正しいものだと素直に受け取れるかといえばそうではない。
- どんな人?
- 言ってることは本当なのか
- 裏切らない人なのか...etc
そこで必要になるのが、信頼の構築になる。
その信頼を得ることが、なにをするにしても最良の攻略法であろう。
信頼を得ることは難しいといわれるが、コツを知れば誰でもできることである。
生徒から信頼を得る方法
信頼を得るといっても方法はたくさんある。
例えば、全国大会優勝した野球チームから野球を教わることができる!といって、すごい!と思う人もいれば、プロ野球じゃないと満足しない人もいる。
まず、相手がどの程度のレベルのものを求めるかを知ることが最重要になってくる。
では、相手がどの程度のレベルものを要求しているのか知る方法が必要になる。
結論は簡単!「いろんなことを質問してみよう!」
情報はあればあるほど良い!使い所が出てきたときに良い武器に変わるからである。
例えば、パソコン教室でどのレベルのものを要求されるか知るための質問を具体例をあげてみよう!
- なにをできるようになりたいか?
- 自分の知っている内容であれば、レベル別に分けて、こんなことをしたいかどうかを聞く。
レベル1:文字を打てるようになりたい
レベル2:ポスターを作りたい
レベル3:ワードで使えることを全てつかえるようになりたい!
このようにレベル分けをはじめてにしておき、相手に質問を投げかけることによって相手の要求しているレベルを知ることができる。
このレベルを知っておけば、その人に合った質問がすることができさらに信頼を得ることができる。
ここで大事なことは、この質問をする意図を理解することである。
意図は【生徒の目的を達成させること】である。
そのために、生徒が求めている勉強(レベル)を理解する必要があるのだ。
あとは、生徒のスケジュールや理解度によって勉強法を考えて提供していくだけである。
もちろん、「この通りにやりなさい!」といってだけではダメ!
しっかりとスケジュール通り、理解度が増していく過程を見てあげることが必要になってくる。
あとは、実績が出れば先生としての信頼は間違いなくつくことになる。
他の信頼関係の構築方法
実績出せる自信がない!管理能力も自信がない・・・という人は、「人間味」で勝負することをおすすめする。
これに関しては、人によって合う合わないの相性がどうしても出てきてしまうがここに関しては不得意な人は得意な先生に任せた方が良い。
具体的に人間味とはなんなのか。
端的にいえば「優しくすること」である。
人には感情があり、そこに訴えかける感じになる。
- 熱量が多い人には、同じもしくはそれ以上の熱量で接する。
- 不安が多い人は、できる限り面倒をみてあげる。
- 実績が欲しい人には、実績を与える。
この時に、重要になってくるのが「相対対象」をみつけることである。
「相対対象」とはなんなのか。
人間がなにか物事を評価するときは、「ある物事とある物事を比較」して評価している。
そこで、他の先生の評価についてまず調べる。
次に、「その先生とはちがうよ?」と印象付けすれば信頼感を獲得することができるわけである。
例えば、私なら熱量の多い先生か実績のある先生についていく。
なぜなら、なにかしらの結果を出し周りを見返してやりたいからである。
じゃあ熱量の多い先生とはなんなのか。
これは、説明や精神論の話をしているときに「言葉が断定的な人」である。
- 資格に受かりたいなら毎日5時間は勉強しなさい。
- そんな覚悟がないなら諦めなさい。
- この内容を覚えていますか?覚えていないならすぐに覚えなさい。この時期にこの内容も覚えていないようじゃ話にならない。
ちょっとスパルタすぎる言い方かもしれませんが、ニュアンスはわかっていただけるかと思います。
まとめ
今回は先生職の方が生徒から信頼を得る方法について紹介させていただきました。
これは、3年間パソコンインストラクターをやって得た経験を元にしています。
もちろん実践をして生徒から信頼を得ているものしか紹介していません。
初めて会う人に、「あなたが説明会してくれたら入会した。」「〇〇先生のおかげで資格を取ることができた。本当にお世話になりました。」など、そういった実績を残しています。
これは、生徒だけではなく職場ないでも利用することができます。
教室内で1番信頼されていたのは私だと、他の先生からいわれたからです。
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