不動産会社で仕事を初めてはや4年が経ちました。
宅建士の資格自体は、大学生の頃に取ったんですがせっかく取ったし不動産会社で活用してみるか。という軽い気持ちで入社しましたw
一般的な賃貸物件を扱う会社じゃないため社員に対して宅建の資格を重要視されてる会社ではありませんでしたが、無駄ではないということを紹介していきます。
宅建の資格が役に立たない!って言われる理由について
大学生の時の知識ってのもありますが、私は正直宅建取れたから!といって、実務の話がスラスラ理解出来るなんて事は、一切ありませんでした。
特に私のところは、宅地の売買がメインであったため『一生に一度の買い物や!失敗は許されんぞ!』みたいにめちゃくちゃ脅されていたんでw
『ミスれない!ミスれない!』って頭がパンパンになったり、重説読む時なども初対面で高額な買い物な上、司法書士の先生や他のベテラン不動産会社の社員の人などもいて、めちゃくちゃ緊張しますww
冷静にいられないこともある為か、あの時勉強した事がスラスラ出てくるなんてのは微塵もありませんでしたw
むしろ、勉強したけど、『これなんやっけ?』『これであってたよな…』みたいなのが非常に多かったです。
結局、宅建持ってるかより実務経験重ねているかどうかより、売上上げているかどうかの方が会社的にも重要視されるため役に立たない!などいわれるのもあります。
不動産登記簿なども実物見たりしますが、きちんと見方を理解しておく必要がありますし、決済の時にいる書類なども宅建試験は教えてくれませんww
正直もっと実務的な面での試験にしてくれよ…と本気で思います。
特に最近はオンラインでの仕事が増えてきています。
仮に重説読める宅建士がいない場合でも、クラウドソーシングなどで宅建持ってる人に重説を代わりに読んでもらうことによって完結します。
逆に言えば、宅建さえもっていれば副業として仕事することも可能だということです。
宅建の資格は取っていて全然無駄ではない
一般的には、転職に有利だとかいわれますが、これは不動産会社に勤めていてもなかなか合格している人が少ないことが原因にあります。
実際、宅建持ってるだけで採用されることはないでしょうがない人と比べたら有利なのは事実でしょう。
また、従業員5人につき1人以上は宅建士を事務所に置かないといけないというルールがあるので、不動産会社は宅建士が一定数絶対に必要になってしまいます。
また、資格手当をもらえることができます。
私のところは、毎月2万円資格手当としてもらっていましたが、多いところでは3万まで貰えるところがあります。
これだけで、年24万円他の人より給料が高くなります。
予備校費などかかったとしてもすぐ取り戻せる金額かなと思います。
実際、不動産会社といっても大手は別でしょうが4年間5人の社員が受験していて1人も合格してませんでしたww
私からすると圧倒的に勉強時間足らないなーって感じるんですけど、そんなけ受からないものだから、社長からも宅建持ってるだけで、偉いさんとの商談にも連れて行って貰えたりします。
○億円の取引や○百坪の取引など、色々連れて行ってもらいました。
賃貸不動産とかはそういう機会ないので、難しいと思いますけど、不動産売買やってる会社にいけば大きな取引に携わることもできます。
それは、大手会社の人と人脈ができるチャンスにもなります。
これは自分の人生にとって大きなターニングポイントになり得ることだと思います。
小さな会社ほど、宅建士の需要が高いように見受けられます。
他の不動産会社の社長さんと話したときにも、宅建持ってるだけで『うちにきてほしいわー』などいわれたこともありますw
本気か冗談かは定かではありませんがw
ただ、給料が少し上がるだけ!
ただ、重説するだけの要員!といわれることもあるかもしれませんが、私の経験上全くそんなことはありません。
私は、宅建の勉強して頑張った甲斐があったといえるほど、見返りの大きな経験をさせていただいています。
今では勉強していたからこそ社長と出会えたのかもしれませんし、本当によかったな!と感じています。
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