ゆっくり実況動画を作りたいOBSを使ってどうやって作ればいいの!?
今回はこんな悩みについて解決します。
「ゆっくり動画」(Yukkuri Douga)は、特定の音声合成技術と独自のスタイルを持つ、日本のインターネットカルチャーにおける一種のオンライン動画コンテンツのジャンルです。
- 音声合成技術: ゆっくり動画は、音声合成技術を使用してコンピューターがテキストから音声を生成することが特徴です。この音声合成技術は、ロボットのようにゆっくりと話す声を特徴としており、このため「ゆっくり」(yukkuri)という名前が付けられました。ゆっくり音声は非常に独特で親しみやすいもので、このスタイルがジャンルの一部となっています。
- テキスト対話: ゆっくり動画は通常、テキストを用いてキャラクターやナレーションが対話を行うスタイルです。テキストが画面に表示され、それに合わせてゆっくり音声で読み上げられます。このテキスト対話は、物語やコミュニケーションの手段として使われます。
- コミュニティと共有: ゆっくり動画は、日本のインターネットコミュニティ内で非常に人気があり、視聴者とクリエイターとの間で活発なコミュニケーションが行われています。視聴者はコメントを通じて対話し、クリエイターとの交流を楽しむことができます。
ゆっくり動画は、日本発のオンラインサブカルチャーの一部として発展しましたが、その特異性とユニークさから国際的にも注目されています。
日本語に加えて英語や他の言語でもゆっくり音声を使用するクリエイターも存在し、さまざまな言語圏でファンを持つことがあります。
ゆっくり実況動画を作るために必要な機材は?
- コンピューター: ゆっくり実況動画を作成するためには、高性能なコンピューターが必要です。特に動画編集作業はCPUやGPUのパワーを必要とします。プロセッサ、グラフィックスカード、RAMなどが重要です。
最低でも下記スペックは用意しておきたいところです。
CPU:6コア12スレッド(Core i7 や Ryzen7)
ストレージ:240GB SSD + 1TB HDD
RAM(メモリ):16GB
- マイク: 高品質なマイクロフォンが重要です。クリアな音声を収録するためにコンデンサーマイクやダイナミックマイクを検討しましょう。人気のある選択肢にはBlue Yeti、Audio-Technica AT2020、Rode NT-USBなどがあります。
- ヘッドフォン: ゲーム音や音声のモニタリングに使用するヘッドフォンが必要です。ノイズキャンセリング機能を備えたヘッドフォンが、音声品質の向上に役立つことがあります
- ビデオ編集ソフトウェア: ゆっくり実況動画を編集するためにビデオ編集ソフトウェアが必要です。OBSのダウンロードはこちらから
- ゆっくり音声合成ソフトウェア: ゆっくり音声を生成するために、ゆっくり音声合成ソフトウェアを使用します。このソフトウェアは、ゆっくりとしたロボットのような音声を生成します。SofTalkやVOICEROIDなどが代表的なソフトウェアです。
ゆっくり実況動画ムービーメーカーサイトはこちらからダウンロードしてください。
OBSを使ってゆっくり実況動画を作る方法
先ほどの2つのリンクからOBSとゆっくり実況のムービーメーカーをダウンロードしておきましょう!
ステップ 1: 準備
- 必要な機材を準備します。コンピューター、マイクロフォン、ヘッドフォン、ゲームキャプチャーカード(ゲームプレイの録画が必要な場合)、ゆっくり音声合成ソフトウェア(例: SofTalk、VOICEROID)などが含まれます。
ステップ 2: ゲームプレイの録画(任意)
- ゲームプレイを録画する場合、ゲームキャプチャーカードを使用してゲームプレイ映像をキャプチャします。ゲームプレイの録画を行わない場合は、このステップをスキップできます。
ステップ 3: ゆっくり音声の作成
- ゆっくり音声合成ソフトウェアを起動し、テキストを入力してゆっくり音声を生成します。テキストは、ゲームの進行や実況解説、キャラクターのセリフなど、動画内で話す内容に応じて記述します。
ステップ 4: 音声録音
- マイクロフォンを使用して、自分が実況する音声を録音します。この音声は、ゆっくり音声と対話するためのものです。ゆっくり音声合成ソフトウェアにテキストを読み上げさせることがあります。
ステップ 5: 動画編集
- 録音した音声とゲームプレイ映像(あるいは画像)をビデオ編集ソフトウェアで編集します。音声と映像を同期させ、必要に応じてエフェクトやトランジションを追加します。
ステップ 6: テキスト対話の追加
- ゆっくり音声合成ソフトウェアで生成したゆっくり音声と、実際の音声とを合成します。テキスト対話を画面に表示して、キャラクターが会話する様子を演出します。
ステップ 7: 動画の書き出しとアップロード
- 編集が完了したら、動画を適切な形式で書き出し(エンコード)します。その後、YouTubeや他の動画共有プラットフォームにアップロードして公開します。
ステップ 8: タイトルと説明の設定
- 動画をアップロードする際に、適切なタイトル、説明、タグ、サムネイルなどの情報を設定します。これは視聴者が動画を見つけやすくするのに役立ちます。
立ち絵ダウンロード
ゆっくり実況動画には立ち絵が必要になってくると思います。
画像を持っていない人はこちらからのサイトからダウンロードしてください。
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