宅建勉強しようと思うんだけど、民法、宅建業、法令上の制限どの順番で勉強したらいいの??
今回はこんな疑問に答えます。
私は宅建士の試験に独学で1発合格しました。
法律自体も全くの素人で大学も経済学部だったため試行錯誤しながら行き着いた効率の良い勉強を紹介します。
宅建で合格したいなら1番初めに『宅建業法』からまず勉強しよう!
効率よく勉強したいならまずは宅建業法を攻略しましょう!
テキストの順番的に多いのは、①民法②宅建業法③法令上の制限が一般的です。
しかし、1番先に目を通すのを必ず宅建業法からにしてください。
宅建業法は一見難しく感じるかもしれませんが、『名義貸すと違反』や『宅建業とは』など基本的なことが多いです。
宅建試験では宅建業法の割合が1番多いのと、みんなの解答数が高いためここは落とせません。
早いうちにやっとくことによって、暗記の定着がしやすく試験直前日が圧倒的に楽になります。
特に重要事項説明と37条書面は最重要です!
権利関係(民法)の勉強はいつ??
宅建業法は暗記が多く非常に退屈です。
民法は完全に専門用語が出てくるので初めは苦痛だと思いますが、慣れるまで読み込んでください。
宅建業法が最優先ですが、民法も出来るだけ早いスタートを切りたいです。
宅建業法を全て読み通すまでは民法は置いといてください。
法律は割と常識的判断が多いです。
法令上の制限
過去問対策がメインになります。
テキストを読んで該当箇所の過去問を解いて暗記する形になります。
宅建業法と民法が一通り終わってからとりかかりましょう。
税・その他
税も暗記がメインなので、法令上の制限をやった後に勉強しましょう!
特に税は配点が大きいのでその中でも最優先に勉強してください。
オススメは宅建試験直前期に『チェックシート』が発売(夏頃)されます。
権利関係から勉強始めるのはダメなのか!?
宅建に最短で受かりたいなら民法から勉強するのは止めましょう!
宅建試験の合格できない人の多くは勉強のバランスが悪い点です。
民法のわからないところにいつまでも時間を割く人です。
宅建業法の方が点数取りやすいのに、いつまでも民法勉強していて点数が上がらない原因になります。
民法は『条文』『判例』『知識』『読解力』『専門用語』かなり広いスキルが必要になります。
法律はそもそも民法だけ勉強して理解出来る学問ではありません。
本来なら民事訴訟や刑法などと比較しながら理解を深めていく学問です。
そのためしんどいのは当たり前なのです。
必要なのは民法の勉強を始めた時に、わからないからって悩み続けることです。
わからないときは、『こんなんわかるかー!!』で先に進めてください。
相続や遺言までやって、また1からやった時にふに落ちる時が来ます。
具体例
AさんがBさんに騙されて土地を売ってしまった。
その土地をBがCに売ってしまった。
騙したBさんが1番悪いんで、AさんはBさんに土地を返せ!といえます。
しかし、Bさんは土地を持っていません。
AさんはCさんに土地を返せといいたい。
このケースCさんが、Bさんが騙して土地を買ったことを知らなければ(善意)Cさんは土地を返さなくて済みます。
これは、Aさんは騙されて確かに可哀想だが騙されることにも落ち度はある為、何も知らないCさんを保護してあげたいということです。
民法の場合は、覚える!というよりもいやーCさんのが可哀想だね!って常識的な判断が必要になってきます。
こういう考え方の方が法律も楽しくなります。
その為勉強の時間がかかりますので、早く宅建業法を終わらせて民法に割ける時間を確保しましょう!
時間が無い人の勉強する順番
勉強時間が無い人ほど必ず宅建業法から勉強しましょう!
宅建業法が終わったら法令上の制限、税・その他、民法の順番で勉強してください。
宅建試験3ヶ月前などに民法に割く時間など元々無いため点数の取れるところを必ず取れるようになってください。
1ヶ月から3ヶ月で宅建合格できるのか??
3ヶ月で合格した!などネットで見ることありますが、正直あてにしないほうがいいです。
元々勉強していて、辞めたけど勉強始めて3ヶ月かもしれません!
他人が合格したからなど全く関係もないです。
自分が合格するためのスケジュールを組みましょう。
スケジュールを組むのが苦手な人は予備校に通えば授業公開スピードに合わせて勉強を進めることができるので、費用はかかりますが宅建手当で取り戻せることを考えれば安い投資だと思います。
質問やこんな記事書いて欲しいなどありましたら、コメントしていただければ可能なものは対応させていただきます。
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